簿記と出会う前の俺と今の俺、何が変わった?
「簿記ってなんか難しそうだし、意味あるの?」
数年前の俺が聞いたら、たぶんこんなふうに思ったはず。
でも、今の俺は「簿記は人生を変える武器になる」って本気で思ってる。
実際、簿記を学んでから考え方も将来の目標もガラッと変わった。
今日は、そんな俺の「簿記との出会い」と「どう変わったか」の話をしようと思う。
野球漬けだった日々からの転機
俺は中学時代、野球部に所属していて、2年生のときには市内大会の全大会で優勝するほどだった。
地元の商業高校にもスポーツ推薦で入学し、「このまま野球一筋で生きていくんだろうな」と思っていた。
でも、高校1年の冬、俺は野球を辞めた。
理由はいろいろあるけど、一番大きかったのは**「このままでいいのか?」**という漠然とした不安だった。
野球以外に何もなかった自分。将来のことを考えたとき、何かスキルを身につけないとヤバい気がした。
そんなとき、商業高校の授業で出会ったのが「簿記」だった。
「簿記なんて意味あるの?」からの大逆転
最初は全然興味がなかった。
「貸方?借方?なんかめんどくさそう…」そんな感じ。
でも、勉強していくうちに**「これ、めちゃくちゃ役に立つ知識じゃん!」**って気づいた。
例えば、会社がどうやってお金を管理しているのか、利益を出す仕組みはどうなっているのか。
今まで「数字」としてしか見ていなかったものの裏側が、簿記を学ぶことで見えてきた。
「これをちゃんと理解できたら、俺も将来ビジネスをやれるかもしれない。」
そう思ったとき、簿記がただの授業じゃなくなった。
そこからは一気にのめり込んで、高校3年の夏に日商簿記2級に合格。
そして今は、さらに上の簿記1級を目指して勉強中だ。
簿記を学んで変わったこと
簿記を学んだことで、俺の中で3つの大きな変化があった。
① お金の流れが見えるようになった
以前は、ただバイト代をもらって、なんとなく使うだけだった。
でも、簿記を学んでからは**「収入」「支出」「利益」**のバランスを意識するようになった。
最近では、家計簿をつけたり、投資の勉強をしたり、「お金をどう管理するか」を考えるのが面白いと思えるようになった。
将来、経営者を目指すなら、お金の管理は必須スキルだから、早いうちに身につけられてよかったと思う。
② 物事を論理的に考えられるようになった
簿記って、「数字」と「ルール」が組み合わさって成り立っている。
例えば、「売上が増えたらどこに影響するのか?」とか、「コストを削減すると利益はどう変わるのか?」とか。
こういう考え方って、実は日常生活にも応用できる。
「この選択をしたら、どういう結果につながるか?」っていう論理的な思考が鍛えられるんだよね。
③ 将来の目標が明確になった
簿記を学ぶ前は、「とりあえず大学行って、就職すればいいかな」くらいにしか考えてなかった。
でも今は、「会計の知識を生かして起業したい」という明確な目標がある。
「自分の力でビジネスを作る」っていうのは簡単なことじゃない。
でも、簿記を学んで、会社のお金の流れを理解できるようになったことで、**「俺にもできるかもしれない」**っていう自信がついた。
まとめ:簿記は「人生を変える武器」になる
もしあのとき簿記に出会っていなかったら、俺は今も「なんとなく」将来を考えていたかもしれない。
でも、簿記を学んだことで、お金の流れを理解し、論理的に考え、将来の目標を持つことができるようになった。
最初は「なんとなく」でもいい。
簿記を学ぶことで、きっとコウちゃんと同じように「自分の未来を変えるヒント」が見つかるはず。
簿記は単なる資格じゃない。
人生を豊かにするための武器になる。
もし、この記事を読んで「簿記って面白そう」と少しでも思ったなら、ぜひ勉強を始めてみてほしい。
きっと、今の俺みたいに「簿記に出会えてよかった」と思える日がくるはずだから。
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